6: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/05(月) 00:41:58.75 ID:0zAQd8m50
杏子「そ、その...助かったよ。あんたは...?」
「挨拶は後よ。今は魔女を倒さなくちゃ」
そう言う彼女の眼光は、とても鋭かった。年齢はあたしとさほど変わらない筈なのに、なんていうか、本当の『ベテラン』ってやつを感じた気がした。
そしてそれは気のせいなんかじゃなくて
「あの魔女、本体はおそらく斧の方ね」
杏子「え?」
「だから身体の方を倒しても復活してしまうみたい」
この魔女と戦うのが二回目のあたしですらそんなこと思いつきもしなかったのに、この人は初見で、しかもたった数回のやり取りで見抜いていた。
「私は魔女の身体と使い魔を一掃するわ。その隙にあなたは本体を破壊してくれる?」
杏子「...わかった!」
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