過去ログ - インデックス「お腹が空いたんだよ」ほむら「へ?」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/11(日) 20:42:04.45 ID:ERH9OkQKO
ステイル「結局こうなったか」
ステイルの眼前のドア枠からは黒煙と火炎が立ち込め、あらゆる者の侵入を拒んでいた。
ドアの向こう側ーーインデックスとほむらが居た部屋は文字通り灼熱地獄になっているはずだ。
ステイル「……それにしても、予想以上の破壊力だね」
ここはトウモロコシを原料にガソリンを作り出す無人施設だ。
そしてほむらたちが居たフロアはアルコール成分を摘出、高濃縮して自動車用の燃料に変換する部屋。
つまり実際にガソリンを精製していた部屋だった。
ステイルはそこに3000度の熱の塊を放りこんだのだ。
ステイル(元々あの子の足止めに使う予定だったんだが……まさか一般人を排除するためにこの手を使うハメになるとはね)
ステイル(ま、嬉しい誤算と喜ぶべき所かな)
実際、これだけ大掛かりな仕掛けを用意してもインデックスが一人だった場合は大した足止めにはならない。
それだけ彼女が着用している"歩く教会"の防御力は絶大なのだ。
だから本来の作戦通りに動くならステイルは急いでインデックスの回収作業に移らなくてはならない。
しかし……
ステイル「今頃あの子はこの中で泣いているのかなぁ」
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