9: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/01/06(火) 01:29:59.64 ID:RN7L+xaq0
「どうだい、君。鼈甲飴……なんて物は、お好きかい?」
「エッ……飴、ですって……?」
「そうだ。私は甘い物に目がなくてね……特に、祭りで売られているヨウな、可愛らしい形の鼈甲飴が大好きなんだ」
妾は舌の上で蕩ける、甘ったるい鼈甲飴の味を思い出しました。
ネットリとした重たい甘露が、胃袋に流れ込んでくる感覚を思い返しました。
すると、どうでしょう。ドウにも鼈甲飴が食べたくて食べたくて、仕方がないと思い始めたのです。
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