95: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/02/26(木) 23:53:57.45 ID:MBaWhPHO0
「……腹が減っておるのかい」
男はナニヤラ迷っているようでした。
自分の折角の食事を、赤の他人である妾にくれてやるのを躊躇っているような素振りです。
男の目がギョロリギョロリと、妾と鍋を行き来します。
そしてついに、
「腹が減ってるんなら……そうだね、食わせてやろうかね」
と、鍋の中身をもう一度かき回しました。
「何せ、おれは気分がいい……トッテオキの肉を手に入れたんだからね」
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