過去ログ - にこ「夏色えがおで1・2・キッス」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/01/07(水) 23:28:00.39 ID:4GbJktS40
にこ「えっと、その……。にこは、その、気、気にしてないから」
真姫「気にしてないの?」
にこ「えぇー……。その、にこは普段からこころとここあとよくキスの真似事しているから慣れているっているかっ!
キスも時にはファンサービスの一環っていう側面をもっているっていうか!」
花陽「キスがファンサービスなんて、そんなのアイドルじゃないです!!!!!」
あぁ、花陽。そういうとこ、拾わないで。
にこも言ってから「いや、そんなファンサービスしてたらそんなのアイドルじゃなくてピーーーだ」ってことくらい思っ
たから。
なんだか、真姫ちゃんが明らかにガッカリしているんだけど、なにこれ。
すっごい勢いで髪の毛クルクルし始めたんだけど。
いつもは片手だけなのに、なんだか両方でクルクルしてるんだけど、どうしたの真姫ちゃん。
クルクルしてないと死んじゃう病気にでもかかったの?
それとも。なに?
アイドルってキスサービスしないといけないの?
にこ「に、にこはアイドルだからぁ〜、別にぃ〜真姫ちゃんがいいならいつでもキスとかしてあげるにこぉ〜?」ピクピク
真姫「その話、ガチ?」ピタッ
にこ「え」
真姫「凛! 花陽! 今のにこちゃんのセリフちゃんと聞いた!?」
凛「凛聞いてたよ!! すっごい聞いてたよ!! 人質ならぬ言質とったよ!!」
にこ「言質!?」
花陽「私も聴いてた!! 思わずiPhoneで録音した!!!」
にこ「録音!?」
にこ「ちょっと、凛!? 花陽!? ど、どうしたのよ一体」
真姫「にこちゃん」
にこ「」ビクッ
真姫ちゃんの両手が私の顔を優しく捕まえた。
そのままゆっくりと、私の顔がにこの意思とは無関係に真姫ちゃんの顔に近づいていく。
真姫「言ったことには責任、持ってね?」
真姫ちゃんの赤い、真紅のその瞳の中に、にこが映っているのをにこは見つめていた。
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