過去ログ - 八幡「生きることは悲劇的だ」
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17:名無しNIPPER
2015/01/11(日) 03:11:39.68 ID:BgkC1b+qO
二年一組。
普通科、である。
箱庭学園は一学年十三クラスで編成されており、その内訳は。
一、二、三、四組が普通科。
五、八、九組が体育科。
六、七組が芸術科。
ここまでが一般科。
残りは特別科となる。
十組、特別普通科。
十一組、特別体育科。
十二組、特別芸術科。
そして十三組、特別特別科。

さて、ここで生徒会メンバーの所属学年とクラスを記しておこう。

庶務、人吉善吉。一年一組。
会計、喜界島もがな。一年十一組。
書記、阿久根高貴。二年十一組。
副会長、空席。なし。
会長、黒神めだか。一年十三組。

それはつまり。

「それで……どうしますかめだかさん」

阿久根はひとしきり封筒の中の手紙を確認し、きっちりと折り畳み仕舞うと(その折り合いのつかないほど折り目正しい様を見て人吉は「気持ち悪い」と思っていたりする)。彼の唯一神たる彼女に問いを投げ掛ける。

「ふむ、やはりここは阿久根書記に……」

と黒神がそれに答えようとすれば。

「ま、待ってくれよめだかちゃん。阿久根先輩も、二人していきなり何を言っているんだ?」

普通たる人吉は後ろで首を降り同意をしている喜界島と同じように疑問に包まれていた。


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