過去ログ - 幼馴染「あら……わたしとえっちしたいんじゃないの?」
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◆Ytst84rxTI
[saga]
2015/04/27(月) 23:21:10.76 ID:LT74WQmY0
【epilogue】
生徒会長「ふぅ……これで文化祭予算の振り分けも完了ね。お疲れ様、副会長」
副会長「まさかこんな夜遅くまで掛かるなんてなぁ。のんびりゲームしてた頃が懐かしい……勢いで会長補佐なんて役職に就くんじゃなかった」
生徒会長「あら、わたしは貴方が手助けしてくれると言うから、他薦で出馬させられた生徒会長に乗り気になったのだけど、あれは嘘だったのかしら。
それとも『会長職に就いたお前の方が、肩書き的に犯してて楽しいしなぁ』という鬼畜な策略だったのかしらね。とても鬼畜だわ」
副会長「別に嘘じゃないけどさ。ただ春頃には毎日居残りで事務、なんて考えてもなかったし。馴染も嫌だろ、毎日居残り」
生徒会長「わたしは別に苦じゃないわ。事務仕事は嫌いじゃないし、どの部活にどの程度振り分けるか、自分の裁量に掛かっているんだもの。
その部活の出店歴、活躍、その他諸々を網羅して金額を算出するのよ。そして予算が算出された時……とても心地良いわ。
\の後の額に一喜一憂する部員達の姿が目に浮かぶよう。こういう時、会長職に就いて良かったと心から思うわね」
副会長「なんか馴染、会長になってからどんどん性格捻じ曲がってないか……?」
生徒会長「ただ、それだけじゃないのよ。こうして夜遅くまで粘れるのも、一番はその理由があってこそだもの」
副会長「一番の理由?他に馴染に楽しみなんてあったか?あ、もしかして生徒会室にある高級な御茶とかか。馴染、御茶好きだもんな」
生徒会長「……もはやわざとか勘繰りたくなる程だけど、貴方は昔からそうよね。今更期待なんてしてないわ……えぇ、してないもの。
それに一応御茶を気に入ってる事は合ってるし……見てはくれているのよね。本当に気付いて欲しいところ以外は鋭いのだから」
――ぎゅぅ
副会長「へ?な、馴染?なんで袖を握って――」
生徒会長「すぅ――……貴方と一緒に……いられるんだもの。どんなに、長い時間でも……苦じゃないわ。……以上よ」
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