過去ログ - 隼鷹「提督〜たまには二人でしっぽりと、どうだい?」
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38: ◆cTRJCNEVPY9.[saga]
2015/01/09(金) 21:56:35.92 ID:oFNauiId0
「えっと、飛鷹?飛鷹さーん?飛鷹姉さん?出雲丸さん?」

「あっはい、すみませんちょっと驚いちゃって」

出雲丸でようやく反応したか、前から気になっていたが彼女はどちらが本当の自分の名前だと思っているのだろうか。
以下略



39: ◆cTRJCNEVPY9.[saga]
2015/01/09(金) 21:57:35.04 ID:oFNauiId0
「はい、その通りです先日隼鷹にプロポーズをしまして、了承を頂きました。ですので姉である飛鷹に先ずは報告に参ったのです」

「どうか隼鷹との結婚をお許し下さい」

再び頭を深く下げる、今度は隼鷹も一緒にだ。
以下略



40: ◆cTRJCNEVPY9.[saga]
2015/01/09(金) 21:58:10.07 ID:oFNauiId0
欲しかったセリフ頂きました。「お前なんぞに妹はやれん!!」的なセリフも言って貰いたいような言って欲しくないような。男としては「お前なんぞに娘はやれん!!」は人生で言ってみたいセリフトップ10に絶対入ると思うのだ。

などとふざけたことを考えているのは緊張を紛らわすためであり、普段からこんなこと考えているわけではない。いや、ホントに心臓がヤバい。万が一にでも断られたり、怒られたり(?)したらどうしようなどと考えると。いや、考えても無駄なのだろう、ここは腹を括って、男を見せると決めたのだから。

ゆっくりと顔をあげ、飛鷹の顔を見る。飛鷹は、微笑んでいる。


41: ◆cTRJCNEVPY9.[saga]
2015/01/09(金) 21:58:50.90 ID:oFNauiId0
「提督、突然のお話で驚きはしましたが、話を理解した瞬間とても嬉しい気持ちになりました。私は提督の人となりを知っているつもりです。きっと隼鷹を幸せにしてくれることでしょう。隼鷹のこと、よろしくお願いします」

今度は飛鷹が頭を下げた。私のように付け焼き刃ではない、自然体でそれでいて美しく、心がこもっていることが一目でわかる礼である。淑女とは彼女のためにある言葉なのではないかと思ってしまった。

「ありがとうございます。必ず、必ず隼鷹のことは幸せにしてみせます」
以下略



42: ◆cTRJCNEVPY9.[saga]
2015/01/09(金) 21:59:37.54 ID:oFNauiId0
「いやー良かったー。飛鷹なら許してくれると信じてたけどさ〜。と、言うわけで、これから家族になるんだ、親睦深めようぜ。つまり酒だ、飲もうぜ、パーッといこうぜ〜。パーッとな!」

「隼鷹・・・あなたって人は・・・」

飛鷹が頭を抱える。私も全く同じ気持だ、ああ、これが家族、嫁になるのか。少し不安になってきた。
以下略



43: ◆cTRJCNEVPY9.[saga]
2015/01/09(金) 22:03:31.35 ID:oFNauiId0
以上です

準鷹スレだと思った?残念出雲丸ちゃんでした!!


以下略



44: ◆cTRJCNEVPY9.[saga]
2015/01/09(金) 22:06:07.26 ID:oFNauiId0
今更ですけどこれスレタイ詐欺ですね

完全に提督の一人称小説です

なので展開によっては隼鷹の出番ゼロの可能性も出てくるわけですね
以下略



45:名無しNIPPER[sage]
2015/01/09(金) 22:33:09.25 ID:vV5ESlTqo
乙です


46:名無しNIPPER[sage]
2015/01/10(土) 08:57:15.26 ID:UHOllQq9o
乙でち
地の文でも台本でも酒が飲めるぞ〜


47:noranekokusa[saga]
2015/01/19(月) 13:04:14.47 ID:zAWiwwdD0
お久しぶりです、投下しますね。


48: ◆cTRJCNEVPY9.[saga]
2015/01/19(月) 13:05:50.79 ID:zAWiwwdD0
提督室の突き当りから17軒目で時々走って2分と15秒、平均112.3歩目に我等の居酒屋『鳳翔』がある。

まあ実際はそこまで近くはないが、ここは食堂の一角。軽空母鳳翔の営む居酒屋である。夜にだけ現れる不思議なお店、大人な艦娘たちの憩いの場。しかし利用者の八割が軽空母であるとかそうでないとか。

「いらっしゃいませ、あら提督、珍しいですね」
以下略



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