17:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:25:43.30 ID:ld8gQFoC0
「あぁーー、やっと授業が終わったにゃーー!!」
「終わったじゃ無いわよ。ほとんど寝てたじゃない。」
「まぁまぁ。先に練習行くねーー。」
18:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:26:39.12 ID:ld8gQFoC0
「やっと休憩だよー。」
「そうね。結構疲れたわね。」
19:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:27:16.48 ID:ld8gQFoC0
練習中も休憩中も一緒で、嫌でも目に入ってくる。
なんだかもっと気分が憂鬱になりました。
20:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:28:37.17 ID:ld8gQFoC0
そして、練習が終わりました。
「今日も練習疲れたにゃー。みんなじゃあね。」
疲れたから早く帰って寝ようかな。
21:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:29:15.63 ID:ld8gQFoC0
家に帰って自分の部屋に戻ると、思い返してしまうのは、かよちんのこと。
「グスッ ヒッグ エグ......なんで、なんでなの?」
涙と一緒に思っていたことが口から零れます。
22:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:30:57.91 ID:ld8gQFoC0
どれだけ経ったかは知らないけど、気づけば涙は止まっていました。
二人が付き合って初日でこんなんだと、この先が不安です。
「とりあえず宿題やっとこ。」
23:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:32:07.43 ID:ld8gQFoC0
「私たち、付き合うことになりました。」
二人揃って、恥ずかしそうにこう宣言しました。
当然みんなは二人を祝福しています。
24:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:32:49.62 ID:ld8gQFoC0
もちろんその夜も、
「グスッ、ヒック、嫌ぁぁぁ」
泣きました。
25:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:34:01.86 ID:ld8gQFoC0
それからというもの、毎日家に帰ると泣いていました。
泣くことが日課のようになっていました。
とても、苦しくって、叶うこともない想い......。
26:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:35:05.65 ID:ld8gQFoC0
それでも、気づかれないために、元気な凛を演じ続けました。
そのおかげで、私を心配する人も、私の想いに気づく人もいませんでした。
そんなある日のこと
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