16:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:24:07.61 ID:ld8gQFoC0
「ちょっと、一時間目から爆睡なんてありえないわよ。花陽も何か言ってあげて。」
「もぉ、だめだよ凛ちゃん。」
「あっはは、ごめんごめん。」
17:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:25:43.30 ID:ld8gQFoC0
「あぁーー、やっと授業が終わったにゃーー!!」
「終わったじゃ無いわよ。ほとんど寝てたじゃない。」
「まぁまぁ。先に練習行くねーー。」
18:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:26:39.12 ID:ld8gQFoC0
「やっと休憩だよー。」
「そうね。結構疲れたわね。」
19:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:27:16.48 ID:ld8gQFoC0
練習中も休憩中も一緒で、嫌でも目に入ってくる。
なんだかもっと気分が憂鬱になりました。
20:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:28:37.17 ID:ld8gQFoC0
そして、練習が終わりました。
「今日も練習疲れたにゃー。みんなじゃあね。」
疲れたから早く帰って寝ようかな。
21:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:29:15.63 ID:ld8gQFoC0
家に帰って自分の部屋に戻ると、思い返してしまうのは、かよちんのこと。
「グスッ ヒッグ エグ......なんで、なんでなの?」
涙と一緒に思っていたことが口から零れます。
22:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:30:57.91 ID:ld8gQFoC0
どれだけ経ったかは知らないけど、気づけば涙は止まっていました。
二人が付き合って初日でこんなんだと、この先が不安です。
「とりあえず宿題やっとこ。」
23:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:32:07.43 ID:ld8gQFoC0
「私たち、付き合うことになりました。」
二人揃って、恥ずかしそうにこう宣言しました。
当然みんなは二人を祝福しています。
24:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:32:49.62 ID:ld8gQFoC0
もちろんその夜も、
「グスッ、ヒック、嫌ぁぁぁ」
泣きました。
25:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:34:01.86 ID:ld8gQFoC0
それからというもの、毎日家に帰ると泣いていました。
泣くことが日課のようになっていました。
とても、苦しくって、叶うこともない想い......。
26:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:35:05.65 ID:ld8gQFoC0
それでも、気づかれないために、元気な凛を演じ続けました。
そのおかげで、私を心配する人も、私の想いに気づく人もいませんでした。
そんなある日のこと
27:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:36:43.89 ID:ld8gQFoC0
「心配してくれてありがとね。でも、凛は元気だから気にしなくていいよ。」
はぁ、元気なフリも慣れちゃった。
「そうなん?まあ凛ちゃんがそう言うんやし、気のせいなんかな。
28:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:37:17.87 ID:ld8gQFoC0
最近では、あの二人のイチャイチャの度合いが増してる気がします。
教室では、暇さえあればしょっちゅうくっついてるし、この前なんて、
29:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:37:54.08 ID:ld8gQFoC0
「ふっ んっ ちゅぷ んあ んんぅ......」
「ちゅぷ ぷちゅ んっ ふっ......」
30:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:38:27.86 ID:ld8gQFoC0
部室でキスをしていました。あの時は、もう頭がおかしくなりそうでした。
そして、凛と会話する回数が減りました。
きっと自分から遠ざけているからでしょう。
31:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:39:37.23 ID:ld8gQFoC0
そんな中、またもや見てしまいました。
見てはいけない光景を。
「ちゅ ちゅぷ んむ んぅ......んん ぷはっ」
32:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:43:57.12 ID:ld8gQFoC0
「まあまあ、いいじゃない。」
そ、そんな。嫌 嫌 嫌 嫌―――――――――――。
もう私の心は、限界みたいです。
33:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:45:00.05 ID:ld8gQFoC0
はぁ疲れた。
よし、人は居ないみたい。
もう、いいよね?
34:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:48:09.28 ID:ld8gQFoC0
そして柵を登りながらいろいろ考えたり、思い出したりしました。
かよちんのこと。μ‘sのみんなのこと。かよちんが付き合ってからのこと。
やっぱりかよちんのことばかり。こんな時にも、かよちんが好きだということを
35:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/11(日) 20:56:03.41 ID:ld8gQFoC0
自分の書き方の問題で、凛ちゃんがすぐ死んでしまったというふうに見えますが、しばらく時間が経っているというように
脳内補正お願いします。
やっぱり鬱物を書くのは難しいですね。
しっかり、病んでるところ、自分が書けなかった自殺までの過程が書けるようにしたいです。
書きたいものを寄せ集めて書いただけの低クオリティな作品を見ていただいた方ありがとうございました。
36:名無しNIPPER[sage]
2015/01/13(火) 17:03:23.64 ID:RgT9ju3AO
凛が自殺したらまきぱなは一生罪悪感に悩まされそうだよね…
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