過去ログ - 男「一から始める」義妹「兄妹関係」
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42:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 00:00:08.94 ID:lvv1tWqb0
男「お前、この問題の解き方わかるのか?」

友「いや、こんなの簡単だろ。俺小学生の頃にはもう解けてたぜ」

男「そういや、お前天才だったな。その見た目のせいでいつも忘れるよ」

友「お前さりげなく酷いな! サラリと人を馬鹿にするなよな!」

男「うるさい、他の利用者に迷惑だ。もう少し声小さくしろ。
 それと、悪いがこの問題について教えてくれ」

友「へい、へい。ったく、大声出たのはお前のせいだってのに
 まあ、頼まれたからにはちゃんと教えるとすっかね」

 文句をいいながらも友は男が中断していた問題の解き方を一から説明し始めた。
 男にとって悔しいことに、彼は男が天才と呼ぶだけあって本当に頭が良かった。それに加えて、天才という存在に付くイメージの一般人に対しての説明が下手という欠点もない。
 彼は教師以上にこれ以上ないわかりやすさで問題を説明する。時に日常にあるものに置き換えたり、男の好きなものに例えるなどして興味を引きながら。
 一通りの説明を受けて問題の解き方を理解した男はようやく回答に辿り付き、そのまま次の問題へと取り掛かりはじめた。
 そんな男の隣では無理やり会話を振ることもなく、持ってきたゲームの続きを友は始めた。



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