過去ログ - 【咲SS】京太郎「神の一手は俺が決める!」アカギ「クク……やってみろ」【アカギ】
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35: ◆RwzBVKdQPM[saga]
2015/01/11(日) 19:50:45.29 ID:sQ+gYLVio


【都内 某所】

?「馬鹿もん!!」
 
 ダンッ

ひろゆき「っ!? アイタタ……あまり大声出さないでください」キンキン

 井川ひろゆきが京太郎と遭遇した翌日
 彼は、とある旧知の麻雀プロのもとを訪ねていた

ひろゆき「謝りますから、ね? 許してください大沼さん」ペコリ

秋一郎「……」

 大沼秋一郎、プロのシニアリーグで活躍する麻雀プロ
 堅実な防御と、”火薬”の異名を持つ彼はプロでも指折りの強者である

 かつては、あの【伝説】ともあいまみえたこともある
 この日本で、あの男の名をよく知る人物の一人なのだ 

秋一郎「全く、人と約束しておいて昨日は飲み歩いとったのか?」

ひろゆき「すみません、一昨日大きな勝負に勝って……それで」ズキズキ

秋一郎「それでまた【アイツ】の墓に行っておったのか?」

ひろゆき「ええ、まぁ」ポリポリ
 
 ひろゆきは、裏での麻雀勝負に勝つと毎度のようにあの墓を訪れる
 それは、報告の意味も兼ねて……あの人にどれだけ近づけたか確認する為

秋一郎「……はぁ。それはいいとしても、あの女を飲みに誘うことは無いじゃろ?」

ひろゆき「たまたま入った居酒屋で会っただけですよ。俺も酔ってましたし、つい流れで」

 というより、見つかった途端に向こうから走り寄ってきたのだ
 すかさずガッチリ捕まり、ズルズルと同席になってしまった

 正直、なんと迷惑な話だろうか
 あれで可愛くなければ、流石のひろゆきでもブチギレるだろう

秋一郎「その気が無いのに……期待させるのはやめておけ」ハァ

ひろゆき「いや、別に無いというわけでも。ただ若すぎますね」

秋一郎「抜かせ。お前も充分に若いだろうに」

ひろゆき「あ、あはは……もうガタが来ていますよ」

 歳は取りたくないものだと、常々思う

ひろゆき「……」

秋一郎「それより……【あの話】考えてくれたか?」

ひろゆき「……大沼のじっさん、前にも言いましたけど」

秋一郎「お前も知ってるじゃろうが、今の男子プロは弱い」バッサリ

ひろゆき「じっさんがいるじゃないですか?」

秋一郎「もうすぐくたばる老いぼれに、何が出来ようか」

ひろゆき「……じっさん」



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