過去ログ - 【咲SS】京太郎「神の一手は俺が決める!」アカギ「クク……やってみろ」【アカギ】
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48: ◆RwzBVKdQPM[saga]
2015/01/11(日) 20:02:05.24 ID:sQ+gYLVio

 久とまこが話し合うその陰で、咲と優希が談笑している
 もっとも、本当のことを打ち明けるわけにはいかないので

 優希は現時点で、咲の見張り役にすぎないのである

優希「うぅ、京太郎のくせに……」

咲「優希ちゃん、次は頑張ってね」

優希「う、うん……」

 そして一方の京太郎は、アカギとともに卓で再開を待っていた
 椅子に座り、ただ時計の針の音に身を委ねながら

 怯えているのだ

京太郎「……」ガタガタ

 やってしまった
 圧倒的な負けを取り返す為のイカサマ

 部長達を本当に敵に回す、最低の行為

京太郎「(お、俺は……)」ガクガク

アカギ「フフ……おかしな奴だ」

京太郎「アカギさん……?」

アカギ「自分でイカサマやって、顔を赤くしたり青くしたり……」

京太郎「……」

アカギ「京太郎」

京太郎「は、はい」

アカギ「……あのおさげの女。何か特別なのか?」

京太郎「え?」

 アカギの視線の先
 まこと話し合う久が、何やら不敵な笑みを浮かべている

京太郎「特別も何も、強いですよ。全国大会でも大活躍で……」

アカギ「クク……ばか。俺が聞きたいのはそんなことじゃねぇよ」

京太郎「へっ?」

アカギ「俺の見立てじゃ、このまま行けばおまえの勝ちだ」

京太郎「!?」

 アカギはさも当然だと言わんばかりに京太郎を見る
 しかし、当然ながら京太郎はその言葉を信じることができない




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