22: ◆qAWx33AT2g[saga]
2015/01/12(月) 23:40:21.93 ID:q7PsT1Q/0
狛枝「(さて、僕達はシャワーでも浴びてから十神くんと話し合おうか)」
苗木「(うん、そうしようか)」
狛枝がシャワールームのドアを開けようとしたが、
ガチャガチャ
苗木(狛枝)「あ、あれ?カギがかかってる…。女子部屋しかかからないはずなのに」
モノクマ「ざーんねーん!カギはかかっていませーん!」
苗木(狛枝)「うわぁ!何だお前!」
モノクマ「なんだよ!そんなに驚くことないだろう!さすがの僕でも傷ついちゃうなぁ…」
狛枝「(モ…モノクマ?こいつが!?)」
苗木「(何しにきたんだよコイツ!)」
苗木(狛枝)「な、なんだい?何しにきたの?」
モノクマ「実はね、君のドアだけななななんと!建て付けがわるいんだよ!」
苗木(狛枝)「え、じゃあこのドアが開かないのは建て付けのせいなの?」
モノクマ「そうなんだよ。開け方にはコツがあってね。それを僕は教えに来たんだよ。」
モノクマ「いい?ドアノブを捻りながら上に持ち上げるようにしながら開けてみな?」
苗木(狛枝)「…………。あ、開いた。」
モノクマ「うぷぷぷ。君本当に超高校級の幸運なの?一人だけドアの建て付けが悪いなんてさぁ!ぜんぜんツイてないじゃんか!」
苗木(狛枝)「本当だよ。僕みたいなクズがこんな所にいていいのかなぁ…」
モノクマ「いいかんじに絶望してるねぇ!それじゃあ僕は唐突に帰るね!バイバーイ」
そう言った後、モノクマはどこからか姿を消し、部屋はまた静かになった
苗木「(狛枝君…クズは酷くない?)」
狛枝「(ゴメン)」
アナウンス「えー、ただいまより夜時間となります。食堂などのドアはロックされるので、ご注意を!ではでは、おやすみなさい…」
苗木「(そういえば夜時間の出歩きは禁止になったんだっけ。これじゃあ十神君と話せないや)」
狛枝「(仕方ないよ。それに、向こうも桂君が行こうとしても十神君が絶対止めるだろうから、今日はもう寝よう)」
そうして苗木(狛枝)はシャワーを浴び、ベットに寝転んだ。二人は特になにも喋らず、苗木(狛枝)はすぐに眠りについた…
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