過去ログ - スライム「スライムのオスです。やる気はあります。」
1- 20
86: ◆RGZciSY7s6[saga]
2015/01/18(日) 01:10:37.19 ID:YOYdLRAp0
おおさそりは尾を器用に使って勇者の足に、胸に、顔に、攻撃を仕掛ける。
勇者はそれを全てガードしなければいけないので、体力もどんどん減っていってしまっている。


勇者「はぁ……はぁ……まずいな……」


勇者は高く飛び上がり、おおさそり達と距離を離す。


おおさそり(まずい……うちのチームの奴らも体力が限界っぽいな……)


メタル「スライムくん。そろそろ僕ら第1課でチームを組んで戦った方がいいかもしれない……」


スライム「えっ?」


メーダ「まぁ……あれだ、こっちの他の課の奴らの体力の消費がひどいからな……そろそろ俺たちでキメないか?勇者の方も体力的にキツくなってそうだからよ。」


スライム「そうですね。……行きましょう。」


メタル「よしッ!」


メタルとメーダは素早い動きでおおさそりのチームメンバーを下がらせ、おおさそりに加勢する。


勇者「ちくしょうッ!」


勇者の体力ももうすぐで尽きてしまう……その時だった。


ローラ「勇者様ッ!」


ローラの右手から発せられたあたたかい光が勇者を包む。


勇者「こ、これは………」


スライム(な、なんだ?なにが起こるんだ?)


勇者「力が……力が湧き出るぞッ!」


ローラ姫は自らの愛を結晶化させ、勇者と自分との距離を勇者に知らせる事ができる。
だが、今回はそんな魔法の力を勇者に力を与えるという目的で使ったのだ。


勇者「よし………。これならまだ戦えるッ!」


いつのまにかスライムの背後に勇者は回っていた。


スライム「ッ!」


勇者はスライムに振り向かせる暇も与えない。


勇者「終わりだ。」


勇者の剣がスライムに突き刺さる……


スライム(ヤバい……死んだかも……)


スライムは地面に倒れた……………


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
216Res/152.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice