過去ログ - スライム「スライムのオスです。やる気はあります。」
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88: ◆RGZciSY7s6[saga]
2015/01/18(日) 01:43:43.50 ID:YOYdLRAp0
スライムのタックルによって体勢を崩した勇者の腹部に、メーダの硬化した触手が突き刺さる。


勇者「ガハッ!」


吐血した勇者におおさそりが非情に毒針を勇者の心臓に突き刺す。


勇者「ああ………グハッ!」


勇者は倒れた………だが、まだ死んではいなかった


メーダ「ま、まだ死なねぇのかよ……」


勇者は這いながらもローラの元へと行こうとする。


ローラ「勇者様ッ!」


ローラは泣きながら勇者に覆いかぶさる。まるで自らを盾にするかのように………


ローラ「勇者様を殺すというのならば!わたしを先に殺しなさいッ!」


ローラは泣きながら叫ぶ……


メーダ「あぁ……そのつもりだよ。」


メーダが自らの触手を振りかざしたその時、勇者が呪文を唱える。


勇者「………『ルーラ』…………」


スライム「ま、まずい!逃げられるッ!」


だが、青白い光に包まれラダトームへと飛んだのはローラただ1人だった………


メタル「なっ!」


勇者「はぁ……はぁ……もしもの為にMPをとっておいたが、さすがに二人は無理か……」


スライム「な、なんで自分を飛ばさなかったんだよッ!」


勇者「好きだから………だよ。」


勇者「愛する人ぐらい……守らねぇとな………」


キメラ『惚れたメスぐれぇ……自分で守れよ……』


スライム「な………なんでテメェが……….なんでテメェみてぇな悪魔が!キメラさんと同じ様な事言うんだよッ!」


勇者「そんなん知らねぇよ………あとは煮るなり焼くなり好きにしな……」


メーダ「へッ!もうテメェは生き返れねぇぞ!なにせ、ラダトームにはドラゴンさんが行ったからな!」


勇者「そうか………クソッ!ローラ姫を向こうに送っちまった。……生き残ってくれ……ローラ姫……」


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