過去ログ - 魔王「ならば、我が后となれ」 少女「私が…?」
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19: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/01/15(木) 13:58:26.93 ID:4V70RNmz0

魔王(軍の配給品は、王国が農耕をろくに行えない辺境の地に無償で届けていたはず。物は届くが、目は届いていないということか)

自分自身、自国の内情になど目を向けていないのだからそれを責める気にはならない
荒れ果てた土地で、どうにか私腹を肥やしストレスを吐きたい軍の人間の心理も理解できる

だから魔王は、そんな“悲惨な状況を危惧する”ことはしなかった
ただ、目の前の少女にはどこか気をとられる気がした


魔王(生きたくとも、賢く生きる方法をしらない少女…か)


生きることの価値を見出せない魔王にとって
それは同類するものなのか、相反するものなのか

そんな疑問がうっすらと浮かび上がるころには
魔王は既に『自分の役割として自分の敷地内を守る意義』など、どうでもよくなっていた

もとより最初から興味があったわけではない
そうするべきだと言われて、していたことにすぎない… この少女と、同じように






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