過去ログ - 魔王「ならば、我が后となれ」 少女「私が…?」
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20: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/01/15(木) 13:59:09.21 ID:4V70RNmz0

少女「あ、あの…?」

魔王「ああ、よい。花にも、お前を罰することにも、特に興味はないからな」

少女「え?」

魔王「見逃しておこう」

少女「あ」


俺はそういって、そのまま少女の横を素通りして歩き出した
背後に視線を感じたが、気にもとめずにそのまま立ち去る

その日は、ただなんとなく森を歩き続けてから城に帰った
1日かけて うすぼんやりと心に浮かんだままの自分の疑問を洗い出そうとしてみたが、結局なんの収穫もないまま夜になり、寝所へはいった

魔王(……ふむ。何にも興味はないと思っていたが、まだ自分自身の感情くらいは気になっているものなのかもな)

そんな結論が出たことで、魔王は久しぶりにほんの少しの満足感を得て眠りについた
夢は、見なかった


・・・・・・・
・・・・・
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