過去ログ - 魔王「ならば、我が后となれ」 少女「私が…?」
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34: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/01/16(金) 09:17:37.96 ID:2MQxt6/70

謁見室内の雰囲気に気をよくしたのか、娘を連れてきた男は上機嫌で語りだす


男「この娘、記憶力にとても優れておりまして…」

魔王(ほう)

男「一度読んだ話などを、ずっと覚えていられるのです。それも大量に」

魔王「それは見事だ。では何か話してみるがよい」


控えて頭を下げたままの令嬢に声をかけたつもりだったが
横にいた男に口を挟まれるほうが早かった


男「いえいえ、魔王さま」

魔王「?」

男「せっかくならば、この娘の記憶力をしっかりとご覧頂きたいと存じます」

魔王「……ほう。つまりどうしたいのだ」

男「どうぞ、夜 お眠りになる際などにお呼びいただければ。眠る前に子守唄のように話をさせていただきましょう。この娘、朝まででも続けていられまするゆえ…」

魔王「…………」




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