過去ログ - 魔王「ならば、我が后となれ」 少女「私が…?」
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35: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/01/16(金) 09:18:49.28 ID:2MQxt6/70

しまりの悪い笑顔と、わざとらしく歯切れを悪くした言い回し
要するに、この聡明な才能を建前に 彼女を女として俺にあてがうつもりなのだろう


魔王「この娘、どこのものだ」

男「はい、私の4番目の娘でございます。身分ははっきりとしております。たとえ御寝所にいれたとしても不審な思いをなさることもございませぬ」

男「いかがでしょう、魔王様。是非一度、お試しください。もちろん気に入らなければそれまででよいのです」

キッパリとした、自信に満ちた口ぶりが気に入らなかった。実の娘を、政治工作に使うために女として取り扱うこの狸親父
その横で、凛とした美しさを保ちつつも どこか物憂げな視線で床の一点を見つめているだけの令嬢


魔王(娘も、哀れなものだな)




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