過去ログ - 魔王「ならば、我が后となれ」 少女「私が…?」
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36: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/01/16(金) 09:19:42.92 ID:2MQxt6/70

いかに美しく、どれほど聡明であろうと 令嬢そのものに興味はもてなかった
だが、この父親の元では宝の持ち腐れ。その有り余る稀有な才能は埋もれるだけであろうと考えると、同情をしてやってもいい気もする

だからといって興味の持てない俺の元に来ても、捨て置いてしまうのは明白
哀れんでこの令嬢を迎え入れたところで、結局はお飾り。喜ぶのはこの狸だけだ

令嬢には悪いが、結果 どうなろうとこの娘は報われぬのだ 
それならば、やはり……


魔王「要らぬ」


令嬢はそれまでとはうってかわって、青ざめ強張った表情をした
そんな娘を、今にも舌打ちをしそうな表情で睨みつけ 瞬時に顔を取り繕う男


男「そ、そうですか。これは大変差し出がましいことを致しまして……」

令嬢「………」




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