過去ログ - 美玲「ウチはアイドルになりたいッ!」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:44:07.51 ID:4edqRnTdo
モバマスSS
※オリキャラ・オリ設定アリ注意



早坂美玲(14)
宮城出身

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:46:53.15 ID:4edqRnTdo
平和。
といってさしつかえないいつもの事務所。

「へェ……」

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:48:15.82 ID:4edqRnTdo
「なー。ちょっと」

騒いでいたふたりに美玲がぽいと投げかけた。

「ん?」「どした」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:50:41.05 ID:4edqRnTdo
「けど、美玲に似合うのはこっちだな」

「はッ!? そ、そんなの聞いてないしッ!」

慌てる美玲にかまわず見立てを述べるプロデューサー。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:52:20.03 ID:4edqRnTdo
――――
―――
――

都内某駅前通り。
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:55:07.23 ID:4edqRnTdo
「うん、素材は充分。運動は得意? ここらへんに住んでるのか? なにかクラブに入ってる?」

「なんだか余計怪しいぞオマエ!」

「ああすまない、俺はシンデレラガールズプロダクションというアイドル事務所のプロデューサーだ」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:56:47.29 ID:4edqRnTdo
「なんだ?」

「なんだじゃなくッて! ウチがアイドルとかありえないだろ…何言ってんだ…なんでもいいからどけよ!」

「ありえなくなんてない。君は可愛い。ひとを惹き付ける魅力がある」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:58:14.45 ID:4edqRnTdo
父親は眉根を寄せたまま、

「最近、帰宅が遅い。楽譜など買いに行かせればよい。お前が家から出る必要はない」

少女はしゅんとした。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:59:48.59 ID:4edqRnTdo
晩。
少女は自室で名刺をもてあそんでいた。

ふざけた男だった。
挨拶も前置きもなく勧誘してくるなんて。
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2015/01/14(水) 18:01:13.39 ID:4edqRnTdo
今日は以上 アニメ前からの書き溜めなのでアニメPではないことに注意


11:名無しNIPPER[sage]
2015/01/15(木) 01:09:22.16 ID:CEOU+m6So
なるほどお嬢様早坂美玲…ありだな


12:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 12:37:29.83 ID:imYgzojqo
「君!」

数週間前と同じ駅前で、プロデューサーは少女を見つけた。
今日もやはり耳付きフードをかぶり眼帯をつけている。
少女は黙ったままぎろりと彼を睨みつけた。
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 12:56:40.95 ID:imYgzojqo
「あっちのハンバーガー屋のほうが空いてそうだな。ハンバーガー好き?」

「あ…た、食べたことない」

「そうなのか? じゃあいい機会だからご馳走するよ。さあ行こう」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 13:04:12.31 ID:imYgzojqo
二人はハンバーガー屋に移動して着席した。
2階の窓際で、駅前の若者たちがよく見える。
少女はハンバーガーにかぶりつき、プロデューサーはナゲットをつまむ。ナゲットを口にほうり込んで、彼は改めて名乗った。

「君の名前を教えてくれるか? なんだったら仮名でもいい。名前で呼びたいんだ」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 13:08:44.90 ID:imYgzojqo
「お疲れ様です、プロデューサーさん」

会議室に入ったプロデューサーをちひろが立ち上がって迎えた。

「わざわざすいません、ちひろさん」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 13:10:11.72 ID:imYgzojqo
『――話してくれてありがとう、美玲』

再生が終わり、ちひろはスマホを返した。
プロデューサーは受け取りながら書類を滑らせる。

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 13:37:07.29 ID:imYgzojqo
「いいですけどね。それでですね、」

ちひろは渋い表情になった。

「早坂家というのは、どうやらもともと宮崎県の名家だったようです。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 13:37:55.02 ID:imYgzojqo
「美玲はピアノや社交ダンスといった習い事をさせられているようで、ダンスやボーカルには問題ないはずです。本人は疎まし気でしたが」

「習い事のためクラブもしておらず、ビジュアルも、」

「俺が保証しますよ」
以下略



19:名無しNIPPER[sage]
2015/01/15(木) 13:38:20.33 ID:imYgzojqo
今日は以上 レスサンクス


20:名無しNIPPER[saga]
2015/01/17(土) 17:29:43.24 ID:5pOlI/8Go
少し浮かれていたのかも知れない。
あの男が再び声をかけてくれたことで。

「美玲」

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/01/17(土) 17:32:50.54 ID:5pOlI/8Go
「わ、わたしは……」

がちゃりと、ドアノブがさがった。開いたドアの向こうにメイドが立っている。
よろけた美玲はそのまま外へ踏み出し、

以下略



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