過去ログ - 美玲「ウチはアイドルになりたいッ!」
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6:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:55:07.23 ID:4edqRnTdo
「うん、素材は充分。運動は得意? ここらへんに住んでるのか? なにかクラブに入ってる?」

「なんだか余計怪しいぞオマエ!」

「ああすまない、俺はシンデレラガールズプロダクションというアイドル事務所のプロデューサーだ」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:56:47.29 ID:4edqRnTdo
「なんだ?」

「なんだじゃなくッて! ウチがアイドルとかありえないだろ…何言ってんだ…なんでもいいからどけよ!」

「ありえなくなんてない。君は可愛い。ひとを惹き付ける魅力がある」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:58:14.45 ID:4edqRnTdo
父親は眉根を寄せたまま、

「最近、帰宅が遅い。楽譜など買いに行かせればよい。お前が家から出る必要はない」

少女はしゅんとした。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 17:59:48.59 ID:4edqRnTdo
晩。
少女は自室で名刺をもてあそんでいた。

ふざけた男だった。
挨拶も前置きもなく勧誘してくるなんて。
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2015/01/14(水) 18:01:13.39 ID:4edqRnTdo
今日は以上 アニメ前からの書き溜めなのでアニメPではないことに注意


11:名無しNIPPER[sage]
2015/01/15(木) 01:09:22.16 ID:CEOU+m6So
なるほどお嬢様早坂美玲…ありだな


12:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 12:37:29.83 ID:imYgzojqo
「君!」

数週間前と同じ駅前で、プロデューサーは少女を見つけた。
今日もやはり耳付きフードをかぶり眼帯をつけている。
少女は黙ったままぎろりと彼を睨みつけた。
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 12:56:40.95 ID:imYgzojqo
「あっちのハンバーガー屋のほうが空いてそうだな。ハンバーガー好き?」

「あ…た、食べたことない」

「そうなのか? じゃあいい機会だからご馳走するよ。さあ行こう」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 13:04:12.31 ID:imYgzojqo
二人はハンバーガー屋に移動して着席した。
2階の窓際で、駅前の若者たちがよく見える。
少女はハンバーガーにかぶりつき、プロデューサーはナゲットをつまむ。ナゲットを口にほうり込んで、彼は改めて名乗った。

「君の名前を教えてくれるか? なんだったら仮名でもいい。名前で呼びたいんだ」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 13:08:44.90 ID:imYgzojqo
「お疲れ様です、プロデューサーさん」

会議室に入ったプロデューサーをちひろが立ち上がって迎えた。

「わざわざすいません、ちひろさん」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 13:10:11.72 ID:imYgzojqo
『――話してくれてありがとう、美玲』

再生が終わり、ちひろはスマホを返した。
プロデューサーは受け取りながら書類を滑らせる。

以下略



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