305: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/02/03(火) 20:35:28.62 ID:6e+YmbQXo
「ふふふ、うふふふ、もういいわ、容赦しない……」
ほむらの左足がキュゥべえの頭を蹴り倒せば、それはほむらの右足の甲で受け止められる。
ほむらはそのままキュゥべえの頭を両足で挟み込み、その人に比べれば柔らかい頭を潰す。
「っ……、きゅ……、…………、」
彼がインキュベーターでなければ間違いなく窒息するであろう。
だが生憎と口を塞がれたとしても完全に呼吸が出来なくなるわけではないため、
彼は小さくもがきながらも、ほむらの足に挟まれるのを歓喜と共に受け入れるのだ。
「うふっ、無様ねぇ! いつもの減らず口はどうしたのかしらぁ?」
何か入ってはいけないスイッチが入ってしまった様子のほむらから高飛車なセリフが飛び出す。
追従して口答えして見せろとでも言いたげに両足をキュゥべえから離してしまう。
「ろ、……、れ、……るよ、……、」
だが流石に息苦しさで呂律が回らなくなったキュゥべえは上手く言葉を発することが出来ない様子である。
もっとも、本来であれば喋るという動作すら必要がないはずであるため、
これは雰囲気に飲まれている、もしくは酔っているとみるべきだろう。
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