過去ログ - 澪「ずっと、あなたが好きだった。」
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13:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 22:36:24.51 ID:Y0jxl3IJ0
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3回生に進級する頃になると、みんなそれぞれに決まった恋人ができた。私にも。
他人から見れば、それは自然なことなのだろう。
私だっていつまでも高校時代の人見知りの秋山澪じゃない。
男子とだって普通に喋る。それくらい平気になった。
やさしい人だった。
一緒にいて楽しい人、私を大切にしてくれる人…それが私の恋人。
まだあの頃はウブだったから、好きだと言われるまで相手の気持ちには気がつかなかった。
彼を異性として意識したことはなかった。
ましてや付き合う相手として考えたこともなかった。
でも嫌な相手じゃなかったし、断る理由もないと思って私は首を縦に振った。
私もこの人に恋をするのだろうか?
これから好きになってゆくだろうか?
私が告白を受け入れる返事を伝えると、彼は大げさに万歳して喜びを露わにした。
それから…二人で一緒に出掛けたり、手をつないだり、キスしたり、
セックスもした。
普通のカップル。「まともな」…大学生のカップルだった。
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