過去ログ - 朝倉涼子「彼の下駄箱に手紙を入れたわ」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2015/01/19(月) 04:31:42.60 ID:pFBqYFQN0
彼はわたしが呼び出したことが心底意外だったのか、教室の入り口で引き戸に手をかけたまま固まっていた。

「入ったら?」

わたしは彼に入室をうながす。

それを受けて、彼は平静を装いながら入室してきた。

「お前か……」
「そ。意外でしょ」

平静を装う彼が可愛らしくてつい笑顔になってしまう。夕日が眩しかった。

「なんのようだ」

彼はわざとらしくぶっきらぼうに聞いてきた。

こらえきれずに笑い声が出てしまった。たぶん、あたしは彼のことが嫌いじゃない。


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