過去ログ - 朝倉涼子「彼の下駄箱に手紙を入れたわ」
1- 20
47:名無しNIPPER[sage saga]
2015/01/22(木) 02:36:50.34 ID:+1y50P940
二人は他愛無い世間話をし、近況を語り合っていた。

女生徒の方はアイスコーヒー、彼はブラックのアメリカンにプレーンドーナッツ。

彼はドーナッツを気に入ったのかお土産に一つ注文した。

「よっぽど美味しかったのかい?」

女生徒が彼に質問をする。

「妹にお土産でもと思ってな」

彼は店員から袋を受け取りながら照れくさそうに笑う。

「それじゃあ、僕も今度来た時にはドーナッツを頼んでみるよ」

「ああ、それもいいかもしれないな」

「誰と…とは聞かないのかい?」

「そりゃ友達とだろう」

「くっくっくっ、そうだね」

かなわないといった感じで女生徒が笑う。

そして彼が席を立つ。

「次の予定は?」

女生徒の質問に対して彼はドーナッツの入った袋を軽く振り、
「これがあるからな」
そう答えた。

「そうか、そうだったね」

女生徒はどことなく残念そうに見えたが、すぐに「また今度」と言って二人は別れた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
67Res/37.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice