過去ログ - 撫子「世界で一番可愛い花」
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2:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:12:31.79 ID:URlKmTQl0

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以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:13:05.75 ID:URlKmTQl0


「それじゃ、行ってくるね」

「ねーちゃんどこいくの?」
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:13:47.17 ID:URlKmTQl0
「あっ、ちょっと待って!? これ今から植えるお花、ナデシコの花なのよ!」

「えっ」

「ちょっと皆聴いて〜! これナデシコ今から植えるってとこに来てくれたわよ、撫子ちゃんが!」
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:14:46.33 ID:URlKmTQl0
「ふぅ…………」


小走りのペースを落として、また自然に歩き出す。息が切れてたり、さっきの気恥ずかしさで赤面が残っていたら嫌だなと思いながら、大きく息をついた。

以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:15:13.21 ID:URlKmTQl0
あの相手は誰だったのだろう。今でも知っている人なのだろうか。ぱっと思いあたる節にその候補はいなかった。

幼稚園か……小学校低学年の頃だったと思う。だとすればその時の同級生か?

ひとつだけ確かなのは、その相手はとてつもなく可愛かったということだけだ。
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:15:44.38 ID:URlKmTQl0


「あれっ、誰も来てない……」

若干遅れちゃったかなと思いつつも、どうやら一番乗りは私だったらしい。
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:16:53.37 ID:URlKmTQl0
「急でごめんね、今朝のことみたいで……そんなに遠くない親戚の方なのよ。私も今日の準備してたらいきなり知らされて……」

「ほ、ほんとに? じゃあ藍今日はだめか……」

「ごめんね、本当にごめん! また後でお詫びするから……」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:17:50.34 ID:URlKmTQl0
そうなると三人か……いつも藍がいるから、あの二人の暴走を止めるのは私しかいなくなるなぁと思っていると、よりかかる柱の後ろの方から大きな声が聞こえた。


「それはめぐみが悪いんじゃないの!」

以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:18:20.29 ID:URlKmTQl0
「バイト明日だと思ってたら、今日だったって……この前シフト代わってもらったりしたからどうすることもできないし、今日行けなくなっちゃったーって」

「えー……それはめぐみが悪いね」

「本当よねえ。しかも撫子に怒られるのが怖いからって私に電話して来たのよ? 代わろうとしたら切っちゃうし」
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:18:55.22 ID:URlKmTQl0
美穂と二人きりで何かをすることは珍しかった。大抵周りに誰かしらがいるのだ。

たまたま行った出先で美穂と出くわすことなどはよくあるが……意識して二人で何かをしたことは、あまりない。


以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 00:20:01.12 ID:URlKmTQl0
別に普段が優しくないわけではないのだが、明らかに……落ち着いた子になる。こんな感じだったっけと気づいたのは最近だが、悪いことをしているわけでもなし、まだ誰にも言っていない。


私は過去に、自分なりの答えを出した。

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