過去ログ - 少年「『大丈夫だ、もう心配ないぞ。お前は生きていい』だっけ」
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7:名無しNIPPER
2015/01/27(火) 00:07:22.43 ID:XsMo6ytGO
 それは明朝、いつもより早めに登校した僕の存在だけが見れたモノであって。


少年「…※※※※さん」


 そう呼ばれていたはずの存在を有無を確認できた最初の人物だったことは、間違いなかった。

 確認。そう、確認しなければならないのだ。

 彼女は本当に彼女なのかと、僕が知っている彼女なのかと。


 ──遺体は食い荒らされていた。


 目はなく暗闇が二つ、そこにはあり。鼻は食いちぎられ内部が露見し。
 耳は噛み千切られボロボロと崩れ落ち。首は皮膚から飛び出した喉骨が突き出ていた。

 傷跡を見るからに、明らかにそれは襲われたのだろう。

 人ではなく、犯行は野犬。もしくは他の動物の類に。

 服はボロボロに引き裂かれており、何度も何度も伸びきった鉤爪のような前足に削がれたのだろう。
 四肢はいずれとして胴体にくっついたままであったが、それでも損傷はひどかった。

 小学生という成長しきっていない柔らかな肉質はさぞ、噛みきり易かったに違いなかった。


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