過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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223:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 21:07:03.53 ID:jwFcAyUd0
ロータリーに面した喫茶店の奥まった席に腰を下ろす謎の六人組。本当に謎だろうな。店員と客からの好奇な視線がレーザービームのように突き刺さってとても痛い。

ちなみに席割はと言えば、↓のような感じ。

窓 ――――――――――――――
以下略



224:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 21:17:49.03 ID:jwFcAyUd0
恐る恐る注文を取りに来たウェイターに向かってオヤジは、

「めでたいものはなんですぞ?」

それはお前の頭の中身だ、とりあえず黙ってろ。
以下略



225:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 21:21:24.97 ID:+KPy7vbio
大好物だぜー!


226:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 21:35:03.51 ID:jwFcAyUd0
あったみたいだ。

しばらくすると、妙な形をした丸っこい生物らしきものが皿に山盛りで運ばれてきた。何だ、これは。アフリカの奥地にでもありそうな民族料理っぽいが、しかしなにゆえこんな普通の喫茶店にそれが置いてあるのか。

「……何ですか、これ?」
以下略



227:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 21:49:12.99 ID:jwFcAyUd0
「この料理には裏技がある」

と、いつもの無表情で長門。

「大好物だぜーっ! と言って残さず食べると不思議なことが起こる」
以下略



228:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 21:50:00.58 ID:emYOXxT2o
どんだけー


229:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 22:07:07.70 ID:jwFcAyUd0
無言で差し出された大皿を俺は長門ばりの無表情でごく自然に左から右へと受け流した。

「こういうのは古泉が得意だ」

「じゃあ、古泉君。お願い」
以下略



230:名無しNIPPER[sage]
2015/02/05(木) 22:11:30.51 ID:emYOXxT2o
古泉哀れ


231:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 22:35:51.02 ID:jwFcAyUd0
古泉は十分後ぐらいには完食を果たしていた。それだけは俺も讃えようと思う。

で、しばしの沈黙。しかし一向に何も起きない。

「なによ。やっぱり嘘だったんじゃないの。冗談を真に受けたあたしがバカだったわ」
以下略



232:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 23:13:12.95 ID:jwFcAyUd0
その後、ハルヒが出した提案はこのようなものだった。

六人いるから、これから三手に別れて、二人組で市内をうろつく。不思議な現状を見つけたら携帯電話で報告、後で落ち合って反省会と今後の展望を語り合う。

この間、オヤジからの「おや? キタキタ踊りは?」という質問は完全に無視された。
以下略



233:名無しNIPPER[saga]
2015/02/05(木) 23:37:39.74 ID:jwFcAyUd0
喫茶店を出ると、駅を中心にして、ハルヒチームが東、俺と朝比奈さんが西を探索、オヤジチームが自由行動となった。元からフリーダムの塊みたいな二人を放置しておいて、大丈夫なのだろうか?

なんだか不安だ。警察にお世話になる事態がいつ発生しても不思議じゃない組み合わせと格好だからな。

「おい、長門」
以下略



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