過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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286:名無しNIPPER[sage]
2015/02/08(日) 07:17:45.00 ID:t5ukPTxSO

なんだかんだで朝倉さんの次くらいには気にかけられてるなハルヒ


287:名無しNIPPER[saga]
2015/02/08(日) 20:21:57.91 ID:ETeze3C30
そして、週明け。

そろそろ梅雨を感じさせる湿気を感じながら登校すると着いた頃には今までにも増して汗みずくとなった。ヨンヨンか何かがいれば楽なんだが、なんて自分でもよく解らないことを考えつつ、教室の隅で下敷きを団扇代わりにして風を送り込んでいたら、いつのまにやら登校してきたハルヒがすぐ横にいた。

がたりと掃除道具入れのロッカーに寄りかかり、
以下略



288:名無しNIPPER[saga]
2015/02/08(日) 21:02:33.25 ID:ETeze3C30
助けは来なかったが、安息の時こと、昼休みの時間はやって来た。

つっても、例のキタキタチラシ事件が起きてからというもの、未だに誰からも話しかけられない俺は一人寂しく教室の隅でぼっち飯をしているわけたが。

ハルヒでもいれば同じぼっち同士一緒に弁当でも食って下らない雑談に時を費やすことも出来たかもしれない。だが、あいつは昼休みになると銀河鉄道999の主人公のように何処かへと旅立ってしまうのでそれも叶わない。
以下略



289:名無しNIPPER[saga]
2015/02/08(日) 21:30:49.60 ID:ETeze3C30
そんな犯罪者ギリギリの陰湿な気配に陥っていた俺をごく自然に救ってくれたのが、やはり麗しの眉しぃこと朝倉だった。トゥットゥルー。今日もマジックで描いたような太めの眉毛が美しく煌めいていて中世の姫君のような高貴さが全身から溢れ出ている。理由はまったくもって謎だが、なべやき姫と命名したい。

「キョン君、どうしたの? 怖い顔してるけど」

そう言いながら机まで近寄ってきた朝倉は、笑顔そのままに、
以下略



290:名無しNIPPER[sage]
2015/02/08(日) 21:44:57.13 ID:KY5PY5YwO
だめだ、異常に触れすぎて異常を認識できてない


291:名無しNIPPER[sage]
2015/02/08(日) 21:50:24.03 ID:TL+djB7lO
おい


292:名無しNIPPER[saga]
2015/02/08(日) 21:56:25.05 ID:ETeze3C30
「ところでさ、キョン君」

そのまましばしの間とても心地好い雑談を交え、俺がいつのまにやら弁当の大半を平らげたぐらいのところで、朝倉が訊いてきた。

「ちょっと相談があるんだけど、いい?」
以下略



293:名無しNIPPER[sage]
2015/02/08(日) 22:08:28.63 ID:/yxfAZOV0
何でそうなる


294:名無しNIPPER[sage]
2015/02/08(日) 22:09:36.64 ID:7hbMJ9HWo
毒されて周りが見えなくなっている……


295:名無しNIPPER[saga]
2015/02/08(日) 22:21:22.09 ID:ETeze3C30
ふむ。

つまりアレか。現状を維持してこのまま相手からの愛の告白を待っていたら、そいつにはいつのまにか恋人が出来て取り返しのつかないことになるかもしれない。

しかし告白をしたらYESかNOかの二者択一であり、それがもしもNOだった場合これまでの『友達』という関係が消滅してしまうかもしれない。
以下略



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