過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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309:名無しNIPPER[sage]
2015/02/09(月) 07:59:19.67 ID:wMOSWJkWO
乙 この淡々と投下していくあたりがSS作家の鏡だわ続き待ってます


310:名無しNIPPER[sage]
2015/02/09(月) 12:06:42.17 ID:IFy+iacgO
乙!
ダメだこいつら……


311:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 21:01:17.86 ID:JA4u9e990
「昨日はどうして来なかったんだ。反省会をするとか言ってなかったか?」

朝のホームルーム前に一応ハルヒに尋ねてみる。こいつが来ても大体は面倒事が増えるだけだから、実際のところ来ても来なくても一向に構わないのだが、しかし理由は知りたいところである。

もしかすると、ついに不思議探しとかを諦めて普通の女子高生に戻る決心をしたのかもしれない。これは推測というより希望的観測に近かったが、案の定そんなことはなかった。
以下略



312:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 21:07:55.44 ID:JA4u9e990
その事件とは、朝方、俺の下駄箱の中に入っていた一枚のノートの切れ端のことだ。

そこには、

『放課後、誰もいなくなったら、一年五組の教室に来て』
以下略



313:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 21:56:57.85 ID:JA4u9e990
どう解釈するか。

俺の脳内人格の一人が「ラブレターじゃないのか?」と告げているのだが、どうにも信じられない。第一ラブレターをもらうような当ても……なくはないか? どうなんだ?

可能性を考慮せずに語るなら俺的な希望としては朝倉以外考えられない。恋愛相談をされたその翌日のことでもあったしな。一人ぼっちの俺に向けられたその同情というか慈愛が朝倉の母性本能を刺激して、いつしかそれが恋という感情に変わったって可能性も――否定は出来ないだろ? 絶対にないとは言い切れないはずだ。むしろそうであって欲しい。
以下略



314:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 22:15:03.77 ID:JA4u9e990
となればそれなりに準備ってものがある。授業後、俺はBダッシュ(死語か、これも?)で部室へと赴いて、長門がまた何かやらかさないようにと、

『本日休業、立入禁止 ハルヒ』

とマジックで大きく書いたメモ用紙をキョンシーのお札のようにドアに貼り付けておいた。
以下略



315:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 22:27:13.64 ID:JA4u9e990
用心して、ことさら何でもなさそうに教室の引き戸を開ける。

中を覗き込むと、教壇の上に座って待っていたのは――

朝倉だった。
以下略



316:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 22:39:24.34 ID:JA4u9e990
「入ったら?」

朝倉は誘うように手を振る。引き戸に手をかけた状態で止まっていた俺は、ゆっくりと中へ。

「突然、呼び出してごめんね。でも、どうしても二人きりでキョン君に訊きたいことがあったから。大事なことなの。構わない?」
以下略



317:名無しNIPPER[sage]
2015/02/09(月) 22:42:46.22 ID:3HyTx7hSO
土器土器


318:名無しNIPPER[sage]
2015/02/09(月) 22:52:46.96 ID:gd0wOjgfO
うおお気になる


319:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 23:06:59.62 ID:JA4u9e990
「それで訊きたいことっていうのはなんだ?」

「涼宮さんのことなの」

ん?
以下略



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