過去ログ - 真姫「なかよしかよちん」
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74: ◆AEDvhSfJDo
2015/02/16(月) 00:17:49.53 ID:9QdYmzyK0
地表目掛けて落下する私と繭そして中にいる花陽。


花陽「ちょっ…離して…!」

真姫「離さない!」


空中で、マウントを取るように花陽の肩を掴む。


真姫「ごめんね花陽!」


聞こえているかどうかは別として、先に謝っておく。


花陽「真姫ちゃんも死ぬよ!」

真姫「上等! 貴女は私と花陽諸共いなくなるの!」

花陽「んなっ…バカなっ!」


花陽にとって一番回避したいもの、繭にとっても一番回避したいもの、それに直面した時、どちらの感情が勝るのか。

答えは明白。


花陽「…だっ……!」


『二人とも同じくらい怖い』


花陽『誰か助けてェーーーーッ!!』



二人は今同じ感情、主導権が曖昧な状態になった、その瞬間を狙う。


真姫「花陽ッ!!!」


私は花陽を抱きしめ、マウントポジションから素早く上下を入れ替える。

自分を下敷きに、そのまま地表へと吸い込まれーーーー


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