過去ログ - 八幡「気の向くまま過ごしてた二人だから」雪乃「そうね」
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:30:14.06 ID:BhSZj49po
以下略
62
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:30:44.95 ID:BhSZj49po
雪乃「それって……」
そう、俺が自分の気持ちを伝えた時の、あの言葉だ。
八幡「だから、お前と一緒にいて俺は、幸せだったんだ」
以下略
63
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:31:33.39 ID:BhSZj49po
八幡「……ょく」
雪乃「?」
八幡「体力ねぇんだから、体だけはお大事にな」
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64
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:32:27.22 ID:BhSZj49po
やわらかく、あたたかい感触。
そして、これが最後だと告げているような雪乃の潤んだ瞳が、さらに胸をしめつける。
永遠にも感じられる数秒が過ぎて、互いの唇は自然に離れた。
以下略
65
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:33:27.61 ID:BhSZj49po
背中を向けて歩き出す。
以下略
66
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:33:55.94 ID:BhSZj49po
一ヶ月後。
ゴーインゴーインアロンウェーイ
八幡「……む、メール」
以下略
67
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:34:34.90 ID:BhSZj49po
――
――――
材木座「むーーーー、やっはろーーー!!!」
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68
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:35:40.00 ID:BhSZj49po
材木座「うむ、やはりここに来たなら超ギタだな。ん〜。この膨大な背脂がたまらん!」
八幡「超うめぇな。一回食ったら当分食えねぇくらいボリュームたっぷりだし」
材木座「甘いな。我は週一で来ているぞ」
以下略
69
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:36:21.88 ID:BhSZj49po
――
――――
材木座とはあの後ゲーセン行って、格ゲーやって別れた。てかあいつすげー腕上がってんの。ずっとゲーセンにいたんじゃないかと疑うレベル。
以下略
70
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:37:30.65 ID:BhSZj49po
イヤホンを耳に着けて部屋を出て、鍵を閉めたか確認して歩き出す。
ふと、一ヶ月前に同じ道を通った彼女のことを思い出した。
あの時、彼女の目には何が映っていたのだろうか。それが知りたくなって前を見てみる。
以下略
71
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/01/31(土) 20:38:14.56 ID:BhSZj49po
今の自分に合いそうな曲を探して再生ボタンを押す。まぁ、なんだ。たまにはセンチメンタルになったっていいだろ。
少し遅れて、切なげなギターのイントロが始まる。
――いつか雪乃が何かの小説を読んだ時に、好きなのに別れる理由がわからないと言ったことを思い出した。その時は俺も同じようにわからなかった。
以下略
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