過去ログ - 千歳「二人の空間」
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54: ◆00ZRE1DaEk[sage]
2015/02/04(水) 00:19:53.56 ID:40fVc6LeO
「HEY!提督〜、ティータイムにするデース!」

元気よく執務室に入ってきたのは金剛を筆頭とした四姉妹。
お盆を持っているのは榛名だ。

その声に釣られて時計を見ると、午後3時。確かに一休みするにはいい時間だ。

「あぁ、ご一緒させてもらえるならありがたい……だが」

ここで、問題点が1つ浮上する。すなわち

「ところで……今日の茶菓子は誰が?」

「それは、榛名デス!」

元気に答える金剛を見て提督は胸を撫で下ろした。

「前の比叡のあれは正直言って酷かったからな……」

「そ、そんなこと言わないでくださいよ!」

比叡が悲鳴のような抗議をする。

「だが、榛名なら安心できるな」

「は……はい!ありがとうございます!」

「外に行くつもりですがよろしいですか?」

「あぁ、問題ない」

申し訳なさそうに霧島が尋ねるが、提督は何も気にしないようだ。

「じゃあ、早速ここにお盆を持って行こうか」

そう言って榛名に近づき手をさしのべる。だが

「い、いえ!榛名は大丈夫です!榛名が責任を持って配ります!」

そう言うや否や榛名は目的地までお盆を運び、紅茶を入れ出す。

「準備オーケーネ!」

その間に金剛達は椅子をセッティングする。

「じゃあ、私は提督の隣にシマス!」

「それなら私はその隣です!」

ここまではいつもの流れ。
だが、榛名は違った。

「榛名はどこでも構いません」


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