過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL
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359: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/07/15(水) 20:48:18.59 ID:dM7GjD1sO

あずさ「美希ちゃんにプロデューサーさんのだいたいの位置を教えてもらって、私の魔法でプロデューサーさんのところまでみんなで飛ぶっていうのはどうかしら〜?」

千早「あ、あずささん、それは……」

貴音「なかなか良い案だとは思いますが……」

貴音「今は、時間はかかっても確実な方法を取るべきかと。だいたいの位置は美希によって特定できます。このまま巨人で向かうのが良いでしょう」

あずさ「あら〜、残念ねぇ」


千早(あずささんに任せたら……)

貴音(どこへ連れて行かれるか、予測できませんからね)




家老「……いいですか、お嬢。ルビカンテは火の化身。水の力があれば、必ずヤツを滅ぼす事ができるはずです」

伊織「わかってるわよ。そのために水遁を覚えたんだもの」

伊織(……嫌な思い出がフラッシュバックするわね)

家老「……やはり、ワシもお嬢と共に……」

伊織「はぁ……しつこいわよ」

伊織「私を心配してくれてるのはわかるけど、なんとかの冷や水になるのが目に見えてるわ」

家老「む……」

伊織「ジイはみんなと一緒に待ってなさい。私が必ず、赤い悪魔を倒すから」

家老「………」

家老「わかりました。ご無事をお祈り申しておりますじゃ」ペコリ

伊織「それでいいのよ」



伊織(……これでもう、あいつを倒すしかなくなった)

伊織(ううん、私はもともとそれが目的でエブラーナを出たんだもの。今さら迷う事なんかないじゃない)

伊織(迷う事なんか……)



律子「………」



律子「ねえ、伊織。ちょっと話があるの」

伊織「律子……」

律子「………」

律子「あのね、伊織。ルビカンテがあなたの国を滅ぼしたのは……」

伊織「言わないで、律子」

律子「でも……」

伊織「そんな事、最初にあんたに会った時から気づいていたわよ。あんたの様子がおかしかったのも含めてね」

律子「………」

伊織「それに、あんたの意思じゃないんでしょ?」

伊織「あのアホ事務員のせいなのよね?」

律子「でも、私はあなたひとりに重荷を……!」

伊織「今さら何を言っても覆せないわ」

伊織「私はもう、覚悟を決めた。この手で、赤い悪魔を……!」グッ

律子「伊織……」




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