過去ログ - 〜やはり私に青春ラブコメなんて必要ない〜
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3: ◆8c/Sw4f94s[saga]
2015/02/03(火) 00:45:02.58 ID:m7mMSOnH0
〜やはり私に青春ラブコメなんて必要無い〜


「────す、好きです。」

放課後の屋上で、少し間を置いて彼は口を開いた。

「い、1年の時から、いいなって思ってて。よ、よかったら、付き合ってください!」

彼のことは知っている。
佐久間 拓哉

あまり話した事はないが、確かスクールカーストの上位に位置していた人だ。
よく目立つグループの中で話してるのを見たことがある。

しかし、上位カーストと言っても、実際彼自身が目立ってモテるわけではなく、どちらかというとカーストの取り巻きという感じだ。実際そんなかっこよくはない。

しかし、彼はきっと、すごく勇気を出したのだろう。

何回も書き直した後のあるラブレターを下駄箱に入れてから、朝からずっと落ち着かなくて、顔を真っ赤にし、体をプルプルと震わせながら、彼は思いを告げたのだ。









だが、聞きたい。

「いいなって思って」って、なに?



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