561: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:23:31.88 ID:NneeOfpn0
狛枝「あのさ、ダイヤモンドってあるじゃない? すごく固くて、澄んでいて、光り輝く結晶……アレは、何度も何度も磨きあげることでああなるんだよね」
西園寺「…………」
狛枝「でも、元々は炭だ。真っ黒い、少し触っただけで汚れてしまうようなもの。それくらいは知ってるよね?」
562: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:24:36.92 ID:NneeOfpn0
田中「……貴様、雌の巣窟でいったい何をしているのだ?」
西園寺「……っ!」
狛枝「あ、田中クン」
563: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:25:05.59 ID:NneeOfpn0
―レストラン イッカイ―
あー、何か無性にイライラする〜……
七海のやってるゲームはストレス解消どころかストレスたまりそうだし、かといって、ダーツなんて絶対にやりたくないし……。
564: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:26:09.05 ID:NneeOfpn0
―レストラン ニカイ―
……今日は罪木、来てくれなかったな。
あのゲロブタ、もしかしてわたしの事、忘れちゃったのかな?
565: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:26:46.80 ID:NneeOfpn0
西園寺「あのね、わたし実は……一人で着付け、できないの」
小泉「え?」
西園寺「でもね、それで左右田おにぃに一回、臭い臭いっていじめられて……そんな時、今はいないけど……罪木がね、助けてくれて」
566: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:27:23.40 ID:NneeOfpn0
西園寺「……え?」
小泉「今度、日寄子ちゃんの着付けのこと、蜜柑ちゃんと相談して、できるようになるまで徹底的にアタシたちで教え込む! 2人なら無理でも、3人寄ればなんとやらってね」
得意げに話すおねぇ……やっぱりわたし、おねぇの事が大好きだ。
567: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:28:09.74 ID:NneeOfpn0
ソニア「わお、とっても楽しそうな計画ですね。ふふっ、わたくしも皆さんと遊べるような物、何か考えておきませんと……」
そうと決まれば、急いでご飯食べなきゃね!
急にお腹すいてきちゃった。えへへ罪木「た、大変ですぅ!!」
568: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:30:48.00 ID:NneeOfpn0
罪木「えっと……お、終里さんが……倒れちゃったんですぅ!」
左右田「な、何!? あの終里が……!?」
田中「急ぐぞ、ただ事ではないはずだ」
569: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:31:44.27 ID:NneeOfpn0
―チャンドラービーチ―
罪木「あ、あそこ……あそこですぅ!!」
罪木が指さした方向を見ると、そこには……仰向けで苦しそうな表情を浮かべる、終里の姿があった。
570: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/03/20(金) 12:32:14.73 ID:NneeOfpn0
辺古山「それでは、私が運び役を務めよう。田中、すまないが一緒に頼めるか?」
田中「解した」
田中と辺古山おねぇで、一緒に終里を担ぐ。よろよろとした足取りで、終里おねぇはビーチを抜けて行った……。
1002Res/481.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。