20:魔法をかけて
2015/02/05(木) 11:46:03.88 ID:cXoZSP9h0
そんな苦悩の日々を過ごしている中、私はある人物と出会った。
暗い夜道、私の気分と同じだった。私は一人帰路についていた。事務所を窮地から救う方法を考えてみるが何も思いつかない。プロデューサーならどうするか、春香ならどうするか、そんなことを思っても時間の無駄だった。ため息を付いて前を見る。そこには一人の女性が立っている。ポツリとついている街灯よりも月に反射されていた彼女の銀色の髪は輝いていた。私のいる真っ暗な道と彼女の月明かりに照らされた道、それはまるで私との格の違いを魅せられているようで気分が悪かった。
?「お久しぶりですね。如月千早」
その女性は月を眺めたまま私に話しかけてきた。
千早「なんのようですか?四条さん」
四条貴音。961プロの中でも上位のアイドル。美希と我那覇さんとでユニットを組んでいたこともあり、彼女の名を知らない人はいないトップアイドルだった。
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