31:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:24:26.75 ID:Bh2xirDv0
事務所までの道のりはバスで二駅のところにあるが、給料日前の私にはそのお金すらも惜しいものに感じた。
お金がないわけではないが節約に越したことはない。
伊織「だからって二駅歩くのはしんどいわね…」
今になってやよいの偉大さがよりわかるようになった。
バスなら五分でつくが歩けば倍以上はかかる。
その間にも初冬の寒さが私に降りかかる。
私が着ている安物の上着ではこの冬の寒さは乗り切ることはできそうになかった。
私は黙々と歩くしかなかった。
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