過去ログ - 咲「どうしようもない私に天使が舞い降りた」
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◆N8W3qIdb7.
[saga]
2015/02/04(水) 18:56:05.41 ID:xgWD3fM60
咲(あれ?おかしなこと口にしたかな?)
だが次の瞬間、和の表情は元に戻っていた。
和「願いを決められなかった場合も、記憶が消されるのは同じです」
和「ただ何の願いも叶わないままで終わったということ。折角の機会を棒に振っただけです」
咲「・・・成る程」
それは勿体無いかな、と流石の咲も思う。
決められなかったら何でもいいから口に出しておいて損は無い。
和「それと願い事の内容ですが。色々制限があります」
咲「そうなの?」
はい、と和は頷く。
和「叶えられるのは、本人に関することだけです」
和「金品や財産の希望も、本人に見合ったものしか与えられないのも決まっています」
咲「じゃあ、例えば私が100億欲しいって言ってもダメってこと?」
和「はい。その人の環境に応じた額しか叶えられません」
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