過去ログ - 咲「どうしようもない私に天使が舞い降りた」
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6: ◆N8W3qIdb7.[saga]
2015/02/04(水) 16:25:34.73 ID:xgWD3fM60

咲がポテトを差し出すと、淡は大喜びでぽいっと口に運ぶ。

淡「美味しい〜。試合の後はお腹空くからねえ」

咲「そんなに食べて大丈夫?またこないだみたいにダイエットしなきゃ〜とか言い出すんじゃない?」

淡「う・・・わかってるよぉ」

照の話から逸れたことで、やっと咲は安堵する。

咲(お姉ちゃんの麻雀が特別なんて、わかってるじゃない。敵わないのも・・・)

同じ血を分けた姉妹なのに、決して埋まることの無い実力差。
ふっと淡に気付かれないよう小さく息を吐く。


試合が終わった後、照が一瞬こちらを見ていたのに気付いた。
例の失望したような視線だ。
いつからか、覚えていない。

照は本気を出せない自分を咎めている。

気付いてもどうしようも無い。
変われないまま咲は、熱くなれない麻雀を続けた。

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