過去ログ - 女騎士「黒パン固ぇwww」　２本目 -SS速報VIP

過去ログ - 女騎士「黒パン固ぇwww」　２本目

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13:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 23:12:13.87 ID:7SR416FAO
メイド「女騎士様と、お話しされたことはあるのですか？」

「兄（しっせいかん）様の頼みで仕事をこなした時に、何度かお顔は合わせているだけではありますけれど、兄様からは聖騎士様のお話はよく聞きます」

今回もお話しできる機会がなかったのが、残念ですと、少し寂しそうにしていた。

以下略

14:名無しNIPPER[sage]
2015/02/10(火) 09:36:26.29 ID:Brv1wl42O
乙

15:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 02:32:22.09 ID:/68mewfe0
女騎士が宗教都市ディルムンに戻ったのは、ちょうど夜すぎだった。いつものように都市の中は人影はない。

女騎士「……何か分かったか？」

月明りで影になった建物の間から、人が現れる。例の公園であった密偵だった。

以下略

16:名無しNIPPER[saga　sage]
2015/02/13(金) 02:33:35.66 ID:/68mewfe0
>>15の訂正

×密偵「最近、聖イマキルペセで、次期の聖王を決める時期がきてやす。しかし、現聖王は次期の聖王を聖イマキルペセの司教だけではなく、修道士達も全体で決めるという案を出してます」

○密偵「最近、聖イマキルペセで、次期の聖王を決める時期がきてやす。しかし、現聖王は次期の聖王を聖イマキルペセの司教だけではなく、修道士達も含めて全体で決めるという案を出してます」

17:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 02:41:44.49 ID:/68mewfe0
女騎士「聖王の座の延命処置、ということか」

密偵「そう考えるのが妥当で」

司教だけで決めるのでさえも、足の引っ張り合いが横行し、なかなか聖王が決まらないという話すらあるのに、修道士達にも決定権を分配するということは、実力だけでは聖王足りえない人物が、修道士を買収して収集がつかない可能性すらある。

以下略

18:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 02:47:24.11 ID:/68mewfe0
密偵「もちろん、そんな事情がなければ、メイドさんが、という塩梅になったでしょう」

女騎士「その時は聖イマキルペセは私が潰す」

密偵「おぉ、怖い怖い」

以下略

19:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 02:58:38.68 ID:/68mewfe0
密偵「そりゃあ、聖騎士様からすりゃあ、面倒な件でしょうさ」

女騎士「…、まぁいい。問題はどっちか、というのが重要だ。どちらにせよ、私が閲覧できるところでは、その奇跡が使えない。使っても効果がない理由については、記されていなかった。司教クラスの人間なら、大体の書物は閲覧可能だろうし、そこに理由が書いてるあるかもしれない。対象は絞れてきた上で、追う道も見つかったんだ。悪いことではない」

密偵「…（ほう）」

以下略

20:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/13(金) 02:59:05.73 ID:/68mewfe0
今日はここまで

21:名無しNIPPER[sage]
2015/02/13(金) 06:00:26.77 ID:+2pOzS6z0
乙

22:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/17(火) 01:49:55.88 ID:l5vGvZ5AO
>>18の訂正

×密偵「どうでしょうな。今まで私の聖イマキルペセのメンツでひた隠しにしてたと思ったんですが…、それさえもその意図を隠すためのものなのでは、調べるとそんな気がしてなりやせんな」

以下略

23:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 23:23:58.29 ID:c3Yo1Zxx0
翌朝、女騎士は大教会へと向かう。いつも通りの様子が見えたと思った後、大教会中に響く怒声が聞こえてきた。その発生源に目をやると、司教が血走った目で同じ正装をした相手に、怒鳴りつけているところだった。

司教「この緊急時にそんな話をしにきたか！」

「そんな話だと？」

以下略

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