73:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 04:13:52.17 ID:/68mewfe0
たった一つの感覚を失わせるだけで、それだけでより相手を感じることができるのか。女は快楽に染まりながら、どこか頭の隅でそんなことを冷静に考えていた。しかし、休みなく快楽で高められ続ける体には、その思考すら埋没していき。
女「こわ、い。男、どこ」
男「ここだ」
女は男に抱き上げられ、いわゆる、対面座位という体制になり、そのままキスをする。男が見えない女にとっては、その口内や密着する体が、突き上げられ続けるそこ以外で、男を認識できる方法。だから、よりからめあい、より強烈に抱きしめる。
女「離れ、ない、ああ、で」
男「わかってる」
もはや、離れられるような関係じゃないのに、時折、女はそんないらぬ心配をする。
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