505:名無しNIPPER[saga]
2015/04/26(日) 03:45:36.63 ID:m3pRzChAO
百六十日目
ジャイアントスパイダーの処理は何とか進んでいる。今日は八匹ほど処理を終え、巣から少し離れて活動しているジャイアントスパイダーの姿も、徐々に少なくなってきている。
ただ、このペースで処理を進めていくと、最悪冬の末期当たりになりそうだな。出来れば冬が終わる前に、ゾンビはなるだけ処理してしまいたいところなのだが、仕方ないか。
あと、奴らが熱を関知できるのは確認できた。ジャイアントスパイダーに対して、ほっかいろを壁からのぞき込むように出すと、クモの糸を射出して攻撃してきた。この特性をうまく使えば、安全に処理していくことも可能だろう。何か良い案が浮かべばいいのだが。
ジャイアントスパイダーの処理に並行して、休憩所周辺の状況確認も行う。今日はバリケードが破られた形跡もなく、いたのは数体のモンキーゾンビだけだった。この変異体は、本当にどこにでも入ってくるから厄介だ。ジャンピングゾンビもどこからでも侵入してくるが、元々数が少ないからな。厄介さはやはりモンキーゾンビが高いだろう。
後は、休憩所のバリケードの向こう側にいるゾンビも少しだけ処理した。わずかずつでも数を減らしておかないと、侵入されるし今後も楽にはならないからな。
(まぁ、楽だった覚えはほとんどないが)
拠点に戻ると、スライムが近寄ってきて、バドミントンのラケットと羽を渡してきた。やりたいのかと聞くと、プルプルと震えたので、少しだけ付き合った。しかし、誰がスライムに教えたんだか。
その後もあげたピコピコハンマーよりも、ラケットを持っていた。遊ぶことも出来るから、気に入ったのだろうな。
そういえば、公園とかにあるバスケのゴールがあるし、それとボールを持ってきたら喜ぶだろうか。体を動かすのは好きなようだし、それなら一人でも出来るからな。まぁ、考えておこう。
百六十日目終わり
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