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2015/07/12(日) 01:42:12.48 ID:Lcsfz/4AO
IDカードをかざす機械に、回収しておいたいくつかのカードを触れさせることで扉が開いた。しかし、開いたと同時に計四基のタレットに一斉に射撃された時は、死が頭によぎった。
ファントムの盾で頭とかを守りながら横に飛び込んだ時、頭を防いでいた左腕がカンとなったから、なかったら死んだことになるな。
これらもスパイダーウィップで処理しながら中にはいると、まぁ、お偉いさんがいるような今までより少し豪華な部屋にたどり着いた。
てっきりサーバールームのような、デカい機会があると思っていた俺には拍子抜けだったが、とりあえずあった端末の電源を点けハッキング装置を装着した。
脱出のプランを練っていると、端末の画面にエクスが「よく生きてたな」と文字が打ち込まれたのを見て「早く警戒状態を解除しろ」と返した。
すでにやっているとの打ち込まれてから、十数分ぐらいでアラーム音は止み、静かになって、もう出れるぞという打ち込みを見て外に出た。すでに外は暗かった。
山小屋の中で、二人が俺を待っていた。どうやら、アラーム音が聞こえて中に入り直そうとしたところ、スイッチを押しても開かずいろいろやっていたらしい。
今回は助かったが、今後似たようなことがあれば、死ぬだろう。このタレットが大体の研究所にあるのかわからないが、それに備えた対機械対策の武器や、ハッキング能力を持った仲間がいるのが望ましいな。エクスが必ずハッキングできるとは限らないのだし。
しかし、疲れた。久し振りに極度の緊張状態だったが今来た。もう寝るとしよう。
二百二十四日目終わり
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