過去ログ - 少女「伝説なんかじゃない」
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2: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2015/02/07(土) 23:17:29.09 ID:Vfnl9gNAO
俺は自他共に認めるヘタレである

そんな伝説があろうが無かろうが隣に座る女子と積極的に話せるとは思えない

しかしこの空席は明らかにそこに転校生が来ることを示していた


委員長「そういうわけだから頑張れ」

男「っ……何がそういうわけだよ!」

委員長「いや、転校生の面倒を見てもらいたいな、程度の意味だ」


委員長は親同士が親友だった縁で、異性ではあるが仲のいい友人だ

成績は小学校の時からトップ以外見たことがない

家が道場なため合気道は師範代レベル

容姿は抜群で男子からも女子からも良くモテる

欠点がまるでない


ように見える

しかし


委員長「ふひひ、萌えな展開に期待するでござる」


かなり歪んだ性格のオタクでもある

その性格は子供の時から一緒の一部の人たちにしか見せたことがない

要領もいいのだ

トレードマークになってる眼鏡をくいっと上げながら


委員長「よろしくな」


急に素に戻ると、自分の席に戻って

こっちをニヤニヤちらちら見ている


呆れて手をひらひらさせていると、ガラッと教室の扉が開く


思わずドキッとした


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