過去ログ - 少女「伝説なんかじゃない」
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3: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2015/02/07(土) 23:20:17.61 ID:Vfnl9gNAO
はあ

伝説か何か知らないが、迷惑だ

……とか思いながらも心音が強くなっていく

…………吐きそう


やがて担任の、背の低い女性教師が教室に入ってきた


担任「は〜い、みんなおはよ」

担任「今日はみんな知ってると思うけど転校生が来てるからね〜」

担任「入って〜」


担任が声をかけると

次の瞬間教室がざわめいた

入ってきた少女は小柄で、銀色の長髪に整った顔立ち

細い手足は輝くように白い


担任「少女ちゃんです〜、みんな仲良くね〜」


彼女はゆっくりこちらを見て、挨拶をする


少女「僕は十二年ほど前にこの街に住んでいたが、親の都合で北海道の方に引っ越していた」

少女「この街に帰れて、嬉しく思う……これからよろしく頼む」


喋り方はまるで少年のようだが、少女らしい容姿とのギャップが可愛らしい

さっきまでの不快感が消えて、思わず彼女に見とれてしまう


担任「はい〜……じゃあ少女さん、空いてる席によろしく〜」


……伝説……

思い出したらまたドクドクと心臓がうるさくなる

彼女のすらっとした手足が、近付いて

ガタッと言う椅子の動く音、衣擦れの音が聞こえてきた


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