36: ◆KpPu4lHfcc[saga]
2015/02/08(日) 20:42:06.22 ID:xhFcsLfTo
「おい、閉めろ」
背後の声に振り返ると、Dが椅子から身を乗り出して手を招いていた。
「いいじゃないか。吐きそうなんだ」
Cは憮然と応酬した。少なくとも嘘ではない。
だが、Dは自らの耳を人差し指で叩きながら、より一層強く手招きを続ける。
Cは暫くその様子を眺めていた。何をやっているのか分からない。
数十秒経ち、業を煮やしたのはEであった。
「マイクだ」
「あ――」
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