59: ◆KpPu4lHfcc[saga]
2015/02/08(日) 21:02:29.08 ID:xhFcsLfTo
Cは缶を逆さに構えた。そして軽く左右する。だがどうした事か、玉は一向に落ちてこない。
手間取っている事を利用して上目で穴を盗み見ると、そこには白い影がチラリと覗いていた。
Cは高鳴る心臓を押さえ、動揺を悟られぬよう、逆へ逆へと缶を振る。
手応えはあった。少しずつではあるが、白い影が次第に小さくなる。
もう一息で隣の緑が出るかもしれない。
68Res/28.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。